外骨症(骨隆起)

外骨症について

骨の表面から外側に向かって、骨が増殖したものです。定まった場所にできる骨隆起(こつりゅうき)と、特に定まった場所にできないものがあります。 骨隆起には、上あごの口蓋(こうがい)という場所にできる口蓋隆起と、下あごの内側にできる下顎(かがく)隆起があり、左右対称にできることが多いです。

不規則な位置に発生する場合、上あごの奥歯(臼歯)部分の外側(頬側)にできることが多いです。

子供の頃にはほとんどみられませんが、思春期以降に次第に増殖してくるようです。白人では約20%程度ですが、日本人では約50%と高頻度にみられ、女性の方がやや多くみられます。

原因は不明ですが、歯ぎしりや噛みしめ、食生活などで異常な力が加わることによる環境的な原因と、親子で同じようにできることから遺伝的な原因が関係すると考えられています。

外骨症の治療について


骨隆起を覆っている歯肉を切開し、歯肉弁を形成します。


骨隆起の根本の骨に切り込みを入れ、過剰な骨を除去します。


歯肉を元に戻して、傷が治ったら完了です。

手術後のダウンタイム
骨隆起を切除する際の麻酔が切れた後(約1~3時間後)、痛みを感じることがあります。痛みが我慢できない場合は痛み止めを服用します。
抜糸まで1週間ほどかかります。抜糸するまでは、柔らかいものを食べて治療部位に負担をかけないようにして下さい。
できるだけ部位に当たらないようにしてください。

外骨症の治療の流れ

1

カウンセリング・問診

実際に外骨症の症状を拝見しながら、治療方針を決定していきます。

2

治療開始

患目安としては、1つのコブ毎に15分くらいです。1時間以内に終わることがほとんどです。 健康保険の適応ができ、約5,000円(3割負担の場合)です。

3

術後のチェック

手術を行った場合には、1ヶ月後を目安に来院していただき、治療の予後を確認します。

治療費

保険適用外の場合 15万円〜
※ 治療費は患者様の口腔内の状況に応じて異なります。詳細な治療費を確認されたい方は一度カウンセリングにお越しください。

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