歯周病のお話 その3 歯周病の原因
歯周病の原因
1、歯垢(プラーク)
2、歯石
3、たばこ
4、歯並びの悪さ
5、詰め物、被せ物の不適合
6、糖尿病
7、歯ぎしり
1歯垢(プラーク) 数十種類の細菌の塊で、磨き残しがあるとプラークが付着する。
2歯石 プラークを放置すると歯磨きでは取り除く事が出来ない歯石になってしまう。 歯石はプラークが付着しやすいという特徴がありますので、歯周病の症状が 進行するという悪循環になります。
3たばこ たばこに含まれるニコチンという物質が血液の流れを悪くし、身体の抵抗力を 下げるといわれている。ニコチン以外にも多くの有害物質が含まれておりそれ らの有害物質が唾液の分泌量を減少させたりプラークを付着させやすくするの でたばこを吸う人は歯周病になりやすく、完治しても再発しやすい。
4歯並びの悪さ 歯並びの悪い人は磨き残しが多くなる可能性が高く付着したプラークを 除去できていない。だから歯周病になるルスクが高い。
5詰め物、被せ物の不適合 虫歯になれば詰め物、被せ物をしますが、これらが合ってい ないと隙間や段差ができてしまいそこにプラークが付着しや すくなり歯周病になりやすい。
6糖尿病 糖尿病になると身体の抵抗力が下がりますのでさまざまな合併症がおこりま す。抵抗力が下がると細菌に感染しやすく歯周組織が歯周病菌に侵されやす い。だから糖尿病になると歯周病になりやすく治りにくくなってしまう。
7歯ぎしり 歯ぎしりをするという事は歯だけでなく歯肉(歯茎)などの歯周組織に強い 力が加わるという事で、歯周病で炎症を起こしている歯肉(歯茎)に強い力 が加わればより炎症が激しくなり、さらに歯肉(歯茎)だけでなく歯槽骨へ 強い力が加わる事によって歯槽骨が破壊され、歯を失う大きな原因となっ てしまうのです!