相模湾のキハダマグロ
今日は、歯科の話しを離れて趣味のお話です。
私の趣味は船釣り。船といっても豪華なクルーザーじゃありません。乗船代を払って乗る乗合の遊漁船です。遊漁船の船宿は、東京湾、相模湾、房総など全国どこにでもあります。近くは門前仲町や浅草にも。私は東京湾か相模湾に行く事が多いです。
季節によって釣る魚が違うのですが、春はイサキ、夏はタチウオ、秋はカワハギ、冬はアマダイなど等。 一年間色々と楽しめます。
そして今年の夏、なんとマグロ釣りデビューをしました。
温暖化現象なのか、今年の夏の相模湾には例年に無い大きなキハダマグロの群れが回遊してきて、マグロ船を出している船宿には毎日20キロオーバーのキハダマグロが上がっていました。
そこで私も自分で釣ったマグロを食べてみたい欲望にかられ、佐島の船宿から数回釣行し、ついに23キロのキハダマグロを仕留めました。ランディングするまで30分かかって体がガクガクになりましたが嬉しかったですぅー! そして、とっても美味しかったです(^O^)
キハダマグロのナブラの上層部にはカツオが一緒に泳いでいて、そのナブラにはサメも一緒にいるらしく、低周波の振動に敏感なサメは針かかりした魚が暴れるとそれを探し当てて自由に泳げない魚を食べます。だからランディングする前にサメにパックンされてしまう事もしばしば。
先日は推定10キロのキメジ(キハダマグロの子供)の頭だけランディングしました。
泳いでいるキメジを一瞬で噛み切ってしまうサメの歯って凄いですよね。そこでサメの歯をアップしてみました。
こんな歯でパックンされたらキメジは一飲みですね。
サメの歯は何列にも並び、今使われている歯列のすぐ後ろには新しい歯列が用意されています。獲物を襲うなどして歯が1本でも欠けると新しい歯列が古い歯列を押し出して、約1週間で歯列ごと新しいものと交換されます。歯列は何回でも生え変わり、1尾のサメが生涯に使う歯の数は最大で数千にも上ると考えられているそうですよ。
人間は1回しか生え変わらないので、ちょっと羨ましいですねー
永久歯を喪失してしまった人の為に入れ歯や人工歯根(インプラント)が考えられたわけですが、自分の永久歯を大切にケアして一生自分の歯で食べたいですね。
その為には、せめて半年に1度は歯科で検診を受けてくださいね!
C.Kamikawa