アレルギーのお話 2

厚生労働省の調査によると、日本の全人口の約3割が何らかのアレルギーの疾患にかかっていると報告されています。

中学生では、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などが多いようですが、食物アレルギーの子供も少なくないようです。

食物アレルギーの食事療法は、原因となる植物の摂取を回避することが基本となります。

学校給食での食物アレルギーの対応は、できるだけ皆と一緒に給食が食べられるように、原因となる食品の除去対応をしています。

私の小学生の頃は、食物アレルギーの子供の話や、その子の為に別の給食を用意するなど聞いた事がありませんでした。しかし、もしかしたら食物アレルギーの子供はお弁当持参で登校していたのかもしれませんが? ですから、現代の義務教育は子供一人一人の事を考えてくれて本当に有り難く、いい世の中だと感じます。

我が息子は、唯一魚の鯖にアレルギーがあり、あるときから鯖を食べると気分が悪くなりもどすようになってしまいました。 それと言うのも私が釣りに行く度に外道で釣れる鯖をいつも食べさせていたところ、花粉症の人が体内からスギ花粉などのアレルゲンを排除しようとするIgE細胞が許容量を超えてしまい発症するように、息子の体内で鯖のアレルゲンに対してのIgE細胞があふれてしまったようです。

鯖ならばそうは食卓にのぼる機会は多くありませんが、小麦、米、蕎麦、牛乳、卵などにアレルギーのある方は、常に食品の原材料名をチェックしなければならず本当に大変だと思います。

私も今後いつアレルギーを発症するか分かりませんので、バランスの良い食事を心がけたいと思います。