【骨隆起】自家骨でインプラント治療!骨隆起(外骨症)で自分の骨をリサイクル!
【骨隆起】自家骨でインプラント治療!骨隆起(外骨症)で自分の骨をリサイクル!
インプラント治療を考えている方々にとって、治療に必要な骨量が足りない場合、骨欠損部の補填のために骨造成を行うことがあります。その際に、患者さん自身の骨を利用することで治癒を早め、より安定した結果を得ることが可能です。特に、骨隆起を除去してその骨を骨造成に活用する方法は、多くのメリットを持っています。今回は、この方法の3つの大きな利点について解説します。

骨隆起とは?その影響と治療法
「骨隆起(こつりゅうき)」とは「外骨症」とも呼ばれ、顎の骨が不要な部分で突起している状態を指します。
骨のため硬く、痛みは伴わないのが特徴です。そのため、絶対に取り除く必要はないですが、だんだんと大きくなってくるため
生活に支障がある方はなるべく早めに取り除いた方がいいかもしれません。
また、骨隆起は、インプラント治療を行う上で邪魔になってしまうことがあります。
インプラントを埋入するためには、十分な骨の厚みと高さが必要です。骨隆起があるとその部分を取り除かなければならないことがよくあります。
取り除いた骨は「自家骨」として再利用可能!
驚くべきことに、取り除いた骨隆起を再利用できることがあるのです。
骨隆起の正体は”骨”のため、自家骨として治療に活用することができます!(※自家骨とは、自身の体から採取した骨を指します。)
他の素材(動物由来の骨や人工骨)を使うのではなく、自分の体の一部を使うので、拒絶反応のリスクがほとんどありません。
自家骨を活用するメリットとは?
親和性が抜群
骨造成において、自家骨(患者さん自身の骨)は最も適合性が高い材料です。人工骨や異種骨(ウシやブタ由来の骨)と比較すると、
- 拒絶反応が起こらない
- 骨の統合がスムーズに進む
- 骨の代謝サイクルに適応しやすい
といった点で優れています。
特に、骨隆起の骨は硬く、緻密な皮質骨を含んでいるため、骨移植後も強度が保たれやすいという特徴があります。患者さん自身の骨をそのまま利用することで、より安心して治療を進めることができます。
治癒が早い
骨造成では、移植した骨が血流を確保しながら新しい骨として再生されることが重要です。自家骨は、他の骨補填材と比べて骨芽細胞の活動を促進しやすく、骨のリモデリングがスムーズに進むため、治癒期間を短縮できます。
また、骨隆起の骨は採取部位が口腔内であるため、
- 血液供給が良好
- 感染リスクが低い
- 移植した部位に素早く馴染む
といった利点があります。そのため、骨造成後の骨の生着率が高く、短期間で治療を完了できる可能性が高まるのです。
無駄がない
骨造成のために自家骨を採取する場合、通常はオトガイ部や下顎枝からの採取が必要ですが、これには追加の外科処置が伴い、患者さんの負担が増えます。しかし、骨隆起を活用することで、
- 不要な骨を有効活用できる
- 新たに採取部位を設ける必要がない
- 外科的侵襲を最小限に抑えられる
という大きなメリットが生まれます。
特に、義歯の適合を良くするために骨隆起を除去するケースでは、その骨を再利用できるため、一石二鳥の治療が可能となります。無駄なく患者さん自身の組織を活かせる点は、機能的にも経済的にも理想的なアプローチと言えるでしょう。
自家骨を使う際の重要なポイント
ただし、自家骨を使う場合には注意が必要です。
重要なのは、取り除いた骨をすぐに再植することです。
骨を取り除いた後、時間を置かずにその場で再植しないと、骨が使えなくなる可能性があります。
手術後、すぐに再植できる状態であることが必須です。したがって、治療のタイミングや方法を慎重に決めることが必要になります。
自家骨を使ったインプラント治療のメリットを活かして、理想の治療を
骨隆起を活用した骨造成は、
- 親和性が抜群で、移植後の骨との統合がスムーズ
- 治癒が早いため、治療期間を短縮できる
- 無駄がなく、患者さんの負担を減らせる
という大きなメリットがあります。インプラント治療や骨欠損の補填を考えている方は、ぜひこの方法を選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
当院では、骨隆起除去・インプラントのご相談も承っております。
是非お気軽にお問い合わせください。