全顎治療(咬み合わせ)治療

全顎治療について

全顎治療はフルマウスリコンストラクションと呼ばれ、一口腔単位で治療方法を考えることです。むし歯を治療して詰め物や被せ物を装着するといった局所的な治療ではなく、むし歯・歯周病・審美面・噛みあわせ・顎関節を考慮して「個々人に適した治療」を計画することで、長期的な口腔内の健康を実現するために行います。

当院での治療について

正中矢状面を基準とする咀嚼器構築法、SHILLA SYSTEMを活用し「健全なる身体は健全なる咀嚼器に宿る」ことを目標とし、歯の1本1本を診るのではなく、顎口腔系全体からの全顎治療に取り組んでおります。

SHILLA SYSTEM(シンラシステム)とは?

Shilla system(シンラシステム)とは
顔の中心を基準とする機能・審美的なお口(咬み合わせ)を作るシステムです。

頭(顔面頭蓋)は7kg~10kgとボーリングのボールと同じくらいの重量があります。あご関節は頭と胴体の繋ぎ目で頭(顔面頭蓋)を支えています。あご関節は歯の並びによってバランスが保たれ姿勢を左右する大きな要素です。

頭(顔面頭蓋)のバランスの歪みは審美的な問題だけでなく頭痛、肩こり、頚腕症候群などの原因となるばかりではなく頚椎、骨盤の歪みを発生させ内臓の圧迫から全身的に不健康の要因となります。

viewimg-1かみ合わせのバランスが悪いと様々な体調不良、健康問題に直面します。

Shilla system(シンラシステム)で理想的な左右対称の咬み合わせを構築し、体の重心バランスを整え不健康の要因を取り除きます。

※咬み合わせを直せば頭痛、肩こり、骨盤の歪み等が直るとは限りません。咬み合わせとの関連は可能性があるというだけで医学的にエビデンスが証明されているわけではありません。

かみ合わせと全身的な不調や審美障害の関係

身心的な問題

  1. 肩こり、腰痛
  2. 目の疲れ痛み、頭痛
  3. 滑舌の悪化
  4. 消化機能の低下

審美的な問題

  1. 口元の歪み
  2. 目の歪み
  3. 顔面の歪み
治療の流れ

1

口腔内の検査 カウンセリング

口腔内診査、レントゲン、歯周病の検査、印象採得(お口の中の模型)を行います。
治療していく前に検査を行い、1人1人に適した治療を行っていきます。

2

平面のチェック

体の正中矢状面(体の中心の平面)を基準に診査。
正中矢状面に対して現在どのような状態になっているかを診査します。

3

咬合関係のチェック

フェイスボウトランスファー、ゴシックアーチトレーサーという道具を用いて診査し、その診査の元、理想的な咬合関係を咬合器上に再現します。

4

治療方針の決定

治療方法、材料の決定、費用・期間の概算が決まります。 ※残す歯の状態により、途中で再評価が必要になり治療方針を変更することがあります。 患者様それぞれにあった治療を行います。

シンラシステムリスクについて

シンラシステムは入れ歯を作る前に、上顎に対する正しい下顎の位置を調べたり、入れ歯を作る時にどのような形にすれば審美的な入れ歯になるかなどを調べるための方法です。
複雑な行程を踏み治療計画がたち、入れ歯を作製するためのシステムですが、熟練度の低い歯科医が行うと間違った結果を生むリスクがあります。

ですが、ご安心ください。
院長は25年前より、SHILLA SYSTEM(シンラシステム)考案者、阿部晴彦先生に師事し、勉強、臨床を積んで参りました。
ご興味のある方はぜひ一度当院にご相談ください。

症例はこちら
innai-n-2
全顎治療
入れ歯(義歯)
歯周病治療
矯正歯科
innai-n-2
インプラント
ホワイトニング
審美歯科
予防歯科
innai-n-2
顎関節症
虫歯治療
口腔外科
previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow