認知症のお話 その6 食生活(野菜と魚)
お肉とお魚、どっちが好き?と尋ねると、お肉と答える人が多いのではないでしょうか。
私は釣りをするせいかお魚の方が好きで、週末に釣ってきた魚を毎日せっせと消費しています。 しかし、焼肉店で食べるカルビやロースはやはり美味しいですからこれも好きです。
それで、認知症にはどうかと言うと、動物性脂肪の多い食事をとる人は認知症の発症リスクが2.4倍に高まる一方、魚中心の人はリスクが0.4倍に減るそうです。理由は、肉と魚に含まれる脂肪酸の違い。
魚に多いEPAやDHAは血栓を予防して脳内の動脈硬化を防ぎ、脳内の血流を良くします。 また、ニンジン、カボチャ、柿などを始め、色の濃い野菜や果物、シソなどの香りの強い野菜などにはポリフェノールが豊富。
これからは魚と野菜の多いおかずを心掛けましょう。