症例紹介




主訴
骨隆起(外骨症)があり、喋りづらい
歯がガタガタ
前歯の歯の色が違う
初診時の所見(2024年3月)
患者様は下顎の内側と左側の臼歯部にある骨隆起(外骨症)が気になるとのことで来院されました。
歯並びも気にされていたため、骨隆起の除去と並行して矯正を行なっていくこととなりました。
前歯は歯髄の失活により暗褐色になっています。


診断
骨格性2級 メジオフェイシャルタイプ
Angle 2級 叢生
治療計画
患者様の歯列は内包に傾斜しており、歯列の拡大によってスペースを獲得していくこととしました。
主訴である骨隆起は矯正の治療と並行して除去していくこととしました。
前歯は歯髄の失活により暗褐色になっていたため、内部からホワイトニングを行い、他の歯の色に近づけていくこととしました。
治療過程

骨隆起(外骨症)を除去
治療後 2024年9月


約7ヶ月の治療により、叢生や歯列の歪みが大幅に改善され、綺麗な歯並びにすることができました。
前歯も内部からのホワイトニングにより、初診時に比べて隣の歯と同じような色調に改善できました。
また、咬合も左右でしっかりと噛み合い、犬歯による顎の誘導も適切に機能しています。患者様からも「歯並びも良くなって、骨隆起(外骨症)をとったおかげで喋りやすくなった」とご満足いただき、治療の成果を実感されていました。

治療期間・費用・リスク
動的治療期間 | 7ヶ月 |
費用 | 1,200,000円 |

治療後のリコール時におけるリスクマネジメント
- 矯正装置除去後に後戻りすることがあるので、保定装置を決められた期間確実に装着してください。
- リコールによる継続定期検診が必要となります。