症例紹介

60代女性:総入れ歯(総義歯)の症例

症例について

「入れ歯を作りなおしたい。」とお嬢様のご紹介で来院されました。
入れ歯によって、内粘膜に潰瘍を形成しており、咬むと痛い部分がある。

治療前

初診時での口腔内所見

初診時に入っていたデンチャー
白い薬を粘膜と入れ歯の間に入れて粘膜を整えます。
その際かみ合わせを充分調整します。

治療後

食・コミュニケーション・心理性の回復により、一般健常者と比べても変わらない(家族との食事において、若い人たちと同じ食物を咀嚼でき、食事開始から終了までの食事に必要とする時間が健常者と変わらない)優れたかみ合わせを有したコンプリートデンチャーとなった。
咀嚼の機能優先を追求したH-Aブレードティースを使用することにより、少ない力で食物を粉砕することが可能となり、歯が抜けた土手(歯槽堤)に跳ね返る圧を少なくして長期変化のない土手を維持できます。

治療前後の比較
治療後の経過状態

10年経過

治療期間・治療費・リスク

治療後のリコール時におけるリスクマネジメント

  • 痛いところもなく、食べ物を選択せずなんでも美味しくいただけると評価いただきました。10年経過していますが、リベースの必要性はない状態です。